正月飾りを玄関ドアに付けるのは、風水的にはNGです。
風水的に玄関ドアは運気の通り道となっています。せっかく入ってこようとする運気が正月飾りによって跳ね返ってしまうと考えられています。
なので、風水を意識しているのならば、玄関ドアじゃなくてドアの横がおすすめです。
逆に風水とか意識していないならば、玄関ドアに付けるのがバランス的に良いですよね。
この記事ではこんなことをまとめています。
- 正月飾りを玄関に飾るのは風水だったらどこ?
- 正月飾りを使いまわししてもOK?
- お正月飾りずっと飾るのは大丈夫?
いつからいつまで飾ればいいのかとか、基本的なことも説明しているので参考にしてくださいね。
正月飾りを玄関に飾るのは風水だったらどこ?
冒頭でも書きましたが、正月飾りを玄関ドアに飾るのは風水的におすすめできません。
理由は玄関が運気の通り道とされている風水では、玄関ドアに何かを付けると運気を跳ね返してしまうからです。
なので、風水を重要視するのであれば、玄関ドアは避けて玄関の横の壁、もしくは玄関ドアの上などに飾るのが無難ですね。
もちろん、風水を気にしていないならば玄関ドアに付ける人が多いですよね。
正月飾りはお正月に訪れるといわれている年神様(としがみさま)への目印になるように飾ります。家の入口の目印になるように飾るのが基本ですから普通は玄関につけますよね。
近所の家をチェックしてみると、玄関ドアに飾る人が8割です。
玄関ドアに飾る場合は、風で飛ばされたり落ちたりしないようにしっかりと固定したいですね。縁起悪いですからね。
正月飾りが風で飛ばされる、落ちるを防ぐ
私も経験したことありますが、玄関ドアに正月飾りを飾る場合、しっかりと固定しないと落ちます。
何度もドアを開け閉めするので、どうしても落ちる確率高くなります。正月飾りが落ちるってちょっと縁起悪いので避けたいですよね。
風で飛ばされたり落ちる場合って、たいてい正月飾りを購入したときに付属している両面テープが付いたフックで玄関ドアに貼り付けた時が多いです。
あの付属のフックはおまけなので、粘着力も弱いです。
どうせならちゃんとしたブランドのフックを使ったほうがいいですね。100均で売ってるのもちょっと弱いので、スリーエムがおすすめ。
よほどのことがない限り剥がれないから。
もっとしっかりと固定したければ、ドアに固定できるS字フックもおすすめ。
これならクリスマス時期もリースも余裕で飾れます。
正月飾りを使いまわしてもOK?
正月飾りを使いまわしするかどうかは、個人の自由です。
でも、正月飾りって神聖なものです。そして、神様は清潔なものを好みます。
使い回しのお正月飾りだからといって、その家には行かない!なんてみみっちい神様ではないとは思いますが、できれば新しいお正月飾りで歳神様をお迎えしたほうが良いと思いませんか?
歳神様を迎えるための目印を使いまわしって失礼な感じがするので私はやりません。
実際には使いまわししている家もいることはいますよね。年がら年中正月飾りを飾っている家もありますから^^;
ここでちょっと整理しておきますが、正月飾りとひとくくりにしていますが、細かく分かれます。
- 門松
- 鏡餅
- しめ縄
とかね。
門松は大きいし、使いまわししているところがほとんどだと思います。
会社関係の入り口にドカンと置かれているあれです。
鏡餅はカビが生えるので使いまわしする人はいないでしょう。
鏡餅に生えたカビを取る方法は別記事にまとめているので、時間のある時に読んでみてください。
しめ縄も縁起物ですからね、気持ちよく新年を迎えるために使い回しせずに新しいものでお迎えしたいですね。
正月飾りずっと飾るのは大丈夫?
お正月飾りを飾る期間は「松の内まで」とされています。
なので、松の内が終わる時期にかたずけるのが普通です。
確かにずっと飾っている家もたまに見かけたりしますが、なんか違和感ありますよね?
一年中お正月飾りをずっと飾っている地域もある
三重県の伊勢や志摩地域、熊本県の天草、長崎県の島原地域ではお正月飾りやしめ縄を一年中飾っています。
なんで一年中飾っているの?
伊勢地域では魔除け、天草や島原地域ではその昔、禁教下時代にキリシタンと疑われないようにあえて家にしめ縄を飾っていた名残がいまだに残っているようです。
伊勢とかじゃないけど、うちの近所でもずーっと外さないで飾っている家ありますけどね(-_-;)
ここでちょっとお正月飾りはいつからいつまで飾るのか整理しておきましょう。
お正月飾りはいつから飾る
お正月飾りは12月13日の「正月事始め」過ぎたら、基本いつ飾り始めても大丈夫です。
ただ最近はクリスマスが終わってから飾る家が多いです。
おすすめは末広がりの意味を持つ「八」の12月28日です。
「二重苦」と読める12月29日や「一夜飾り」の12月31日の大晦日は避けたほうが無難です。
12月28日が仏滅だったら避ける?
仏滅は中国暦になります。
よって、日本のしきたりとは違うので、全く気にする必要ないです。
どうしても仏滅が気になる人は、決まったルールではないので12月30日とかに飾ればいいのかなと思います。
お正月飾りはいつまで飾る?
さっきも書きましたが、お正月飾りを飾る時期は「松の内まで」です。
松の内が終わったらお正月飾りを外すのですが、松の内の期間って地域によって違うんです。
- 北海道・東北・関東そして九州地方は1月7日
- 関西地方は1月15日
- 沖縄地方は旧暦1月14日
なので、あなたが関東に住んでいるのであれば1月7日の夜または1月8日の朝に外すのが基本。
本当に地域によって松の内の期間ってバラバラですよね。
鏡餅はいつまで飾る?
鏡餅は松の内とは考え方が違うので混同しないでください。
鏡餅は1月11日が「鏡開き」の日なので、1月11日まで飾ります。鏡開きでは飾っていたモチに感謝して、焼いたりお雑煮にしていただきます。
まとめ
風水を意識する場合は、正月飾りは玄関ドアには飾らないほうがいいでしょう。飾る位置はドアの横とかドアの上になります。
風水を意識していないならば、玄関ドアでも大丈夫です。
また、正月飾りは神聖なものなので使い回しはやめて毎年新しいもので歳神様を迎えましょう。
もちろん、ずーっと飾るのもNGですよ。