「ウーパールーパーは何を食べるのでしょうか?」
ウーパールーパーは基本的に肉食中心の雑食性で、野生下では昆虫やエビ、小魚までさまざまなものを食べています。
見た目の可愛さに反して肉食中心の雑食性とは驚きですよね。
この記事ではこんなことをまとめています。
- ウーパールーパーは何を食べるのか?
- ウーパールーパーの餌は何が代用できるのか?
- ウーパールーパーの餌をあげる頻度は?
ウーパールーパーは何を食べるのか、代用できる餌は何なのか、餌をあげる頻度はどのくらいなのかを含めて順を追って説明しますね。
ウーパールーパーは何食べる?
ウーパールーパーは何を食べるのでしょうか?
調べてみたところ、野生のウーパールーパーは昆虫・小魚・エビ・甲殻類を食べております。
ウーパールーパーは両生類の一種で、中南米にあるソチミル湖やチャル湖に住んでいます。
元々は全身が黒っぽく大きなもので全長40cmもありました。
ここ100年程品種改良を行うことによって今の姿になったようです。
日本で馴染みのあるウーパールーパーという名前ですが正式の名称は「アホロートル」と言います。
ウーパールーパーは日本で付けられた商品名になります。
現在では、野生のウーパールーパーは絶滅の危機がありワシントン条約で保護されています。
ウーパールーパーを飼育する場合も同じようにエビや小魚・昆虫を与えてみましょう。
ウーパールーパーは隠れやすい場所で待ち伏せすることで餌を捕食します。
目があまり発達しておらず、その代わり嗅覚は発達しています。
顔の前に餌を置いてみると嗅覚で餌を食べることでしょう。
慣れてくると飼い主の手から直接餌を食べるようになるウーパールーパーもいるようです。
ウーパールーパーの餌で代用できるのは?
では、ウーパールーパーの餌で代用できるのは何なのでしょうか?
調べてみたところ、ウーパールーパーが肉食中心の雑食性なので冷凍アカムシや冷凍ピンクマウス・らんちゅう用の人工飼料も代用できるようです。
実際にウーパールーパー用の人工飼料も販売されています。
小魚やエビなどにデンプン類を加えて乾燥させたタブレットの餌なので扱いやすくしばらく保存もできるでしょう。
ナマズなどの魚類用の人工飼料も内容が似ているため代用ができます。
金魚の餌もコスパが高く、飼育コストを抑えたい方におすすめの代用餌になりますね。
人工飼料がない時には牛ハツや鶏のささみ・魚の切り身や刺身を与えても良いでしょう。
ただし、栄養価が低く、脂肪分が多いのでたまに与える程度にしたほうが良さそうです。
人工飼料は嗜好性も悪く、小さなウーパールーパーは見向きもしないことがありますので与える時は注意が必要です。
冷凍アカムシはウーパールーパーが最も好んで食べる代用餌になります。
冷凍アカムシの栄養価はかなり高くて、ウーパールーパーの成長スピードがかなり違います。
常に冷凍庫に保管しなければいけなく、虫が苦手な方には扱いにくい餌であるのが難点です。
手作りで餌を与えることも可能です。
手作りで必要な材料はオキアミ・ゼラチン・納豆菌・ビール酵母・ニンニク・魚粉・水になります。
ゼラチン以外の材料をミキサーで混ぜてゼラチンで固めます。
ニンニクの匂いでよく食べるようなのでたまにはお手製の餌を作って与えてみるも良いでしょうね。
ウーパールーパーの餌をあげる頻度は?
ウーパールーパーの餌をあげる頻度はどのくらいなのでしょうか?
調べてみたところ、成長具合によって変わり、5〜10cm程度であれば1日1回の頻度で与えてください。
大きさが10cmを超えるようになったら2〜3日に1回のペースで問題ありません。
小さいうちは人工餌を食べないことがあるので、体長が2cm未満のウーパールーパーにはブラインシュリンプを孵化させたものを与えると良いでしょう。
体長2cmを超えると冷凍のアカムシを与えるとよく食べます。
5cmになれば人工飼料を食べられるようになるので食べやすいように割って与えてみましょう。
いきなり冷凍アカムシから人工飼料に変えると食べない場合がありますので、冷凍アカムシとうまく併用しましょう。
10cmを超えると人工飼料も問題なく食べるでしょう。
15cm以上になると小魚や昆虫も食べられるようになりますので、人工飼料とうまく併用してあげましょう。
ウーパールーパーは消化器官が強くないためあげすぎに注意しましょう。
餌を食べ過ぎることによって下痢をして、体内で発生したガスで水中に浮いてしまうこともあります。
ある程度大きくなったウーパールーパーは1週間程度餌を食べなくても生きていられます。
長期間留守になって餌を与えられない時にまとめて餌を与えてしまうのだけは避けてください。
水が腐ってしまいウーパールーパーが死んでしまう場合があります。
まとめ
ウーパールーパーは何を食べるのか、代用できる餌は何なのか、餌をあげる頻度はどのくらいなのかについて調べてみましたが、肉食中心で昆虫やエビを食べており、冷凍アカムシや人工飼料で代用でき、餌をあげる頻度は5〜10cmであれば1日1回であることが分かりましたね。
ポイントをまとめますね。
・ウーパールーパーは昆虫・エビ・小魚を食べている。
・冷凍アカムシや冷凍ピンクマウスで代用できる。
・金魚用の人工飼料でも代用できる。
・5〜10cmであれば1日1回、10cmを超える場合は2〜3日に1回のペース。
ウーパールーパーの生態が気になる方は、この記事を参考にしてみるのも良いでしょうね。