骨盤底筋を鍛えると言われても、どこに力を入れればいいのか分からず、戸惑ってしまうことがありますが、簡単に言えば、お尻の穴をキュッと締める感じがわかりやすいです。
女性は妊娠や出産により、骨盤底筋がゆるみ、さまざまな症状が出やすくなります。
日常の何気ない姿勢や動きが、骨盤底筋の衰えの原因になっているかもしれません。
しかし、骨盤底筋を鍛えることで、体の不調を防ぎ、さらに体のラインを引き締める効果も期待できます。
テレビを見ながらや、料理をしながらの「ながら時間」を利用して鍛えることができるので、覚えておくと良いでしょう。
今回の記事では、骨盤底筋の効果的な具体的なトレーニング方法、骨盤底筋の衰えのチェック方法、骨盤底筋の緩みが体に与える影響などについて深く掘り下げて紹介しますので、体の不調を改善したい方はぜひ参考にしてみてください。
骨盤底筋のトレーニングはどこに力を入れると効果的なのか
骨盤底筋を効果的に鍛えるためには、お尻の穴をしめるようなイメージで力を入れることがポイントです。
最初に覚えるべきコツは、尿道、膣、肛門の順にそれぞれを引き上げる感覚をつかむことです。
骨盤底筋は、その名の通り「骨盤の底にある筋肉」のことです。この筋肉は日常生活の中で自然に鍛えられるものではなく、意識して運動やトレーニングを行う必要があります。
では、骨盤底筋を強化するトレーニング方法やその効果について解説していきましょう。
どんな効果が出るのか
骨盤底筋を簡単に説明すると、背筋をまっすぐに伸ばして椅子に座ったときに、ちょうど座面に触れる部分です。
普段はあまり意識されることがありませんが、この筋肉を鍛えることで得られるメリットは多岐にわたります。
例えば、
- 尿もれや便秘の緩和
- 冷え性の緩和
- ぽっこりお腹の防止
- 産後のダメージ回復
など、たくさんの嬉しい効果が期待できます。