エアコンの室外機に物を立てることは逆効果ではありません。むしろ効果があります。
ただし、室外機との距離には注意が必要です。
室外機の直前に物を置くと逆効果になることがあります。最低でも60cmの距離を保つことが望ましいです。
この記事では、室外機に物を立てることが本当に逆効果なのか、室外機の冷却に効果があるか、そしてエアコンが冷えない原因についてまとめています。
室外機によしずを立てかけるのは本当に逆効果なのか
室外機の前によしずを立てかけることは、実は効果があります。
エアコンの室外機は、室内機に送り込む空気を冷やす役割を果たします。
したがって、室外機が過熱すると、効率的に冷やすためにエアコンが高速運転し、電気代が増えます。室外機を日陰に置いて温度を下げると、省エネで冷気の供給がスムーズになります。
ただし、よしずの立てかけ方には注意が必要です。
室外機の直前によしずを立てかけるのは逆効果です。
室外機の前は最低でも60cm空けるべきです。よしずを立てかけても室外機との距離が近いと、温風が跳ね返ってしまい効果がありません。
バラエティ番組のヒルナンデスでも室外機に日陰を作る方法が紹介されていました。適切な距離を保ち、よしずを立てかけるのが良いでしょう。
室外機の冷却に水を使うのは効果があるのか？
室外機を直接冷やすことは、確かに効果があります。
たとえば、室外機に立てかけたよしずに水をかけることも有効です。
ただし、水はすぐに乾いてしまいますがね(-_-;)
また、濡れたタオルを室外機の上にかけることも効果的です。ただし、こまめにタオルを濡らさないと逆に効果が薄れます。
ちなみに、室外機の上に植木鉢などの余計なものを置かない方が良いです。
実際、室外機の上には物を置かないようにという注意書きがあります。熱がこもってしまうため、置かない方が良いです。
私の近所の家でも、室外機の上にホースから水を垂れ流している光景を見かけました。
確かにこれは室外機を冷やす効果がありますが、水道代がかかるので微妙な方法です。
エアコンが冷えない原因は…
エアコンが十分に冷えない原因はいくつかあります。
以下に一般的な原因をいくつか挙げてみますね。
エアコンのフィルターが詰まっている、汚れている
エアコンのフィルターが汚れているか詰まっている場合、空気の流れが制限されて冷却効果が低下します。
フィルターはエアコンのカバーを外せば、女性でも簡単に取り外して掃除することができますよ。
定期的にフィルターを清掃または交換することで、効率的な冷却を維持することが重要です。
室外機の周囲環境が原因
エアコンの室外ユニットが適切な空気の流れを確保できない場合、冷却効果が低下する可能性があります。
室外機の周りに障害物がないか確認しましょう。
よしずを立てかけているならば、近すぎないかチェックです。
室外ユニットの周囲環境を整えることで、冷却性能を向上させることができます。
冷媒ガスの不足
エアコンの冷却能力は正確な量の冷媒が必要です。
冷媒が不足していると、冷却効果が弱まる可能性があります。冷媒の不足は専門家による診断と修理が必要です。
コンデンサーが汚れている
エアコンの外部ユニットにあるコンデンサーコイルが汚れていると、効率が低下します。
定期的にコンデンサーを清掃することで、冷却性能を向上させることができます。
内部部品の故障
エアコンの内部部品に故障がある場合、冷却効果が低下する可能性があります。
圧縮機やファンモーターなどの部品に問題がある場合は、修理または交換が必要です。
エアコンのサイズが小さい
リビング10畳に6畳用の小さいエアコンが設置されている場合は、当然冷えるのが遅くなります。
適切なサイズのエアコンを選び、遮熱材を使用するなど、熱負荷を管理することが重要です。
これらの原因は一般的なものであり、具体的な問題に対する診断と修理は、専門のエアコン技術者に依頼することが最適です。
エアコンの適切なメンテナンスと定期的な点検を行うことで、冷却性能を最適な状態に保つことができます。
まとめ
南向きに室外機が直射日光を浴びている場合は、適度な距離を保ってよしずを立てかけて、室外機を日陰にすると効果的です。
これにより、すぐに冷たい風が供給され、電気代を節約するエコな方法となります。
自宅の室外機の配置を再度確認してみてください。
