金魚は雑食なので、なんでも食べることができます。
しかし、なんでも食べるから何をあげても良いとは限りません。
今回は、そんな金魚に関する3つのことを解説していきます。
・金魚は何を食べる?
・家にあるもので代用できるものは?
・エサを食べない理由と対策
金魚は何を食べる?
冒頭の通り、金魚は雑食のため水槽に生えているコケなども含めてなんでも食べることができます。
雑食ですが、あえてエサをジャンル分けすると「人工飼料」「活餌」「水草」の3つが金魚のエサの主なタイプです。
では、その3つのエサの特徴とデメリットを解説していきます。
金魚に人工飼料を与えると・・・
金魚のエサと聞いて、真っ先に思い浮かぶ人が多いのが、この人工飼料(ドライフード)だと思います。
この人工飼料は金魚に必要な栄養素がしっかりと入っているため、餌として一番扱いやすいものだと思います。
デメリットとしては、油分が出やすいため酸化しやすいことがあげられます。
酸化した餌は病気のもとなので、開封したらなるべく早く使い切るようにしましょう。
金魚に活餌を与えると・・・
金魚の活餌として代表的なのは、「赤虫」です。
赤虫は、とにかく金魚の食いつきがよく栄養価も高いため、金魚が大きく育ちやすいです。
しかし、赤虫だけだと栄養価が偏ってしまうため、他のエサと併用した方がいいです。
また、食べ残しなどの掃除が大変なことがデメリットにあげられます。
金魚に水草を与えると・・・
水草は食物繊維が豊富なので、消化に良いです。
また、水槽にずっと入れておくことが出来るため、金魚の気が向いた時に食べることができます。
しかし、光が十分に当たっていないとすぐ枯れてしまうことや、タンパク源がないため主食には不向きで合うことがデメリットです。
家にあるもので代用できるものは?
冒頭でも言いましたが金魚は雑食なので、色々なものを代用として与えることが出来ます。
その中でもオススメは穀類物です。
例えば、パンやお米、うどんなどが挙げられます。
しかし、惣菜パンやバターなどが練り込まれているクロワッサンなどは与えないほうがいいでしょう。
なぜかと言うと、それらに含まれている脂が水を汚してしまい金魚に悪い影響を与えてしまうからです。
また、茹でたほうれん草なども食べることが出来ますが農薬などが使われていると身体が小さな金魚には、
悪影響があるかもしれないので避けたほうが無難です。
以上のように家にあるもので代用はある程度可能ではあります。
しかし、栄養が偏ってしまう恐れがありますので、あくまで代用として与えるようにしましょう。
エサを食べない理由と対策
金魚はエサに関するトラブルが多い魚と言われています。
エサを食べなくなってしまう原因としては、主に以下3つがあります。
それらの対処法も一緒に解説して行きます。
家にお迎えしたばかりで環境に慣れていない
金魚は人間と同じで住む環境が急に変わるとソワソワしてしまいます。
なので、エサを食べない以外に物陰にずっと隠れている、忙しなく動き回っているなどの動きが見られればそっとしてあげるのが良いです。
病気や体調不良
金魚も人間と同じで、病気や体調が優れないと食欲が落ちることがあります。
見極めポイントとしては、底の方でじっとしている、体表に白点や出来物があるなどがあります。
また、呼吸が浅くなったりすることもあるので、食欲がないに加えて上記のような症状が無いかしっかりと観察していきましょう。
水質の変化
金魚は幅広い水質に対応出来る魚ですが、pHが酸性の水質に弱い傾向があります。
水質をアルカリ性にする一般的な方法は水替えです。
消毒した水道水は弱アルカリ性に傾いていますが、一気に水換えすると金魚もその変化に対応出来なくなるので、半分以上の水を一気に変えることは避けましょう。
水換えが手間であれば、水質を安定化させてくれる商品があるのでそちらを試すといいと思います。
まとめ
今回は金魚の食関係について解説してみました。
金魚は比較的に飼いやすい魚ですが、それに甘えてしまうとすぐに体調を崩してしまいます。
大事なペットのため、金魚が快適に暮らせるようにエサや水質には気をつけていきましょう。