結婚祝いなどのお返しを辞退したいときは、祝いを渡す際にキッパリと「お返しは不要です。」と伝えましょう。
この時、メッセージカードを同封しお返しが不要であることを書いておくのもアリです。
今回はそんな、結婚祝いなどのお返しを辞退する時について解説していきます。
・内祝いなどの「お返しはいらない」を友達に伝えるときの上手な言い方は?
・結婚祝いや出産祝いでのお返し不要の文例は?
・香典返し辞退の文例は?
内祝いなどの「お返しはいらない」を友達に伝えるときの上手な言い方は?
友人等へ結婚祝いや出産祝いを渡す際、これから忙しくなる相手に気を遣わせたくないですよね。
そんな時、お返しがいらない事を伝えようも、どう伝えたら上手に伝わるかな?と気になる方は少なくないと思います。
コツとしてはいかに本当にお返しが不要かを伝えることです。
友達だからと言って軽――い口頭でお返しを辞退すること伝えても、本気度合いが分からず相手がお返しを用意してしまいます。
なので、出来るだけ丁寧にお返しが不要であることを伝えてください。
さらにメッセージカードを祝いに同封し、そこに再度お返しを辞退することを書いておけば間違いないでしょう。
お返しの辞退を丁寧に伝えるための内袋も販売されていたりするので、そちらを利用するのもいいかもしれません。
結婚祝いや出産祝いでのお返し不要の文例は?
結婚祝いや出産祝いでのお返し辞退の文例を3つのパターンに分けて紹介します!
文例では出産祝いを渡すシーンを前提としていますが、結婚祝いにも引用することが出来ると思います。
友人にお返しを辞退するときの文例
「出産おめでとう!本当にお疲れ様でした。
これはほんの気持ちだけだからお返しはいらないからね!
赤ちゃんのために使ってね!」
まずは出産または結婚したことのお祝いの言葉を最初に伝えましょう。
そして、お返しはいらないことをしっかりと伝え、赤ちゃんのため、これからの二人のために使って欲しいなどの言葉があるとベターです。
親戚にお返しを辞退するときの文例
「出産おめでとうございます。
新しい親戚が増えて、とても嬉しく思っております。
気持ちばかりの出産祝いのプレゼントを贈りますが、お返しは辞退させていただきます。
また〇〇さんと赤ちゃんに会えるのも楽しみにしていますね!」
まず、赤ちゃんまたは結婚相手が親戚に加わることを歓迎することを伝えましょう。
そして、友達にお返しの辞退を伝えるのと同様ではっきりと辞退すると伝えます。
最後に親戚の集まりなどで会えることを楽しみにしていることを伝えるとベターです。
上司や目上の人にお返しを辞退するときの文例
「このたびはご出産おめでとうございます。
心ばかりではありますが、お祝いの贈らせていただきます。
気持ちばかりの品ですので、お返しは辞退させていただきます。
お子さんの健やかな成長をお祈り申し上げます。」
当然ですが、友人や親戚を比べて少し固い表現でいきましょう。
そして、ここでもお返しを辞退することをしっかり伝えます。
コツとしては、誰に伝えるにしてもなるべく余計なことを伝えずにシンプルにお祝いの言葉とお返しの辞退を伝えることです。
香典返し辞退の文例は?
遺族になるべく負担をかけたくないと言う理由から、香典返しを辞退する方は少なくないと思います。
伝え方としては口頭より文章で伝えることが一般的です。
書くところとしては、不祝儀袋の裏面や中袋の住所氏名欄の横に書くことが多いです。
文例としては、「誠に勝手ではございますが、お返しなどのご配慮は遠慮させていただきたく、お願い申し上げます」と書いておけばOKです。
まとめ
相手に変な気を遣わせたくないから、内祝いなどのお返しは辞退したいと考える方は多いようです。
そんな時は、なるべくシンプルにお返しを辞退すること伝えましょう。
回りくどい伝え方をすると、相手は社交辞令なのか?等と考える隙を与えてしまいます。
シンプルな方が、相手はすんなりと「お返しは不要なんだな」と理解してもらいやすいです。