安産祈願のお守りには「神の力が宿っている」「神そのものである」など、神様の力が宿った神聖なものという考えがあります。
そんな安産のお守りはどこにつけるべきか、悩んでいる妊婦さんも多いでしょう。
基本的に「肌身離さず持ち歩くのが好ましい」とされていますが、実際にずっとお守りを身に着けておくのは結構大変ですよね。
じつは「絶対にこうしないといけない」ということはないので、日常的によく使う物の中に入れておくという方法で大丈夫ですよ。
無理にルールにとらわれず、楽しいマタニティライフを送ってください!
今回の記事では
- 安産祈願のお守りをつける場所
- 複数持つとご利益はアップするか
- 安産お守りは旦那が持つとご利益はあるか
などについてご紹介いたしますので、安産お守りの身に付け方を知りたい方は、是非参考にしてみてくださいね。
安産祈願お守りは旦那が持つとどうなる?ご利益あり?
奥さんの安産を願い、「自分もお守りを持ちたい」と思う方もいるかもしれませんね。
そこで、「安産お守りを旦那さんが持つ」というのは、ご利益的にどうなのか?とふと思い、調べてみました。
一般的に安産お守りは「女性のためのお守り」なので、少しさみしい気もしますが、「男性は持つ必要はない」とのこと。
どうしても持ちたい方は夫婦でお参りに行き、旦那さんがお守りを買って奥さんにプレゼントするとよいでしょう。
だけど、「一般的にはこうする」という目安はありますが、絶対にこうでなくてはならないというものではありません。
男性も持ちたいなら、「夫婦で持つ」というのはいかがでしょうか?
先ほどお伝えしたように安産守りは女性のためのお守りなので、男性が持ってもあまり意味がないかもしれません。
でも個人的には、「旦那さんが奥さんやお子さんの無事を祈ってお守りを持つ」というのはとてもステキなことだと思います。
そもそもお守りを持つこと自体、あくまでも「気持ちの問題」だし、「個人の自由」ですから。
お守りを通して夫婦の絆が深まれば、妊娠期間も安心して過ごせそうですね。
私も、また機会があれば、夫婦で身に付けたいと思います…!
安産祈願のお守りを自分で買うのはあり?
安産のお守りを妊婦さん自身が自分で購入することは大丈夫です。
安産祈願のお守りは、妊娠5ヶ月に迎える「戌の日」に寺社にお参りに行く際に神社側から頂くことが多いですよね。
御祈祷をお願いするとタダでもらえるということです(^-^)
御祈祷をお願いしない場合は自分で買うことになります。
産祈願のお守りはどこにつけるのがいいの?おすすめの場所
安産祈願のお守りは、その名の通り「安産を祈願するお守り」です。
お産がなるべく負担なく済むように、母子ともに健康な出産であるようにといった願いが込められています。
また、お守りの持ち方に関する厳密な決まりはなく、安産への願いを想うのと同じくらい、「お守りを大事に扱うこと」が大切です。
それでは、安産祈願のお守りの「身に付け方」をみていきましょう。
昔は安産のお守りは、腹帯にはさんで妊娠中に身につけておくものとされていました。そこで大切なのは、常に妊婦さんと赤ちゃんが守られるよう「身近に置いておくこと」。
また、一番避けたいことは、どこかに置きっぱなしにして忘れてしまうことです。
それでは神様を粗末に扱うことになってしまいますからね。
だけど、肌身離さず身に付けるって、実際のところちょっと難しいですよね。
服のポケットに入れれば、洗濯の際に忘れて洗濯してしまいそうだし、落とす危険性もあって心配です。
なので、財布やバッグ、母子手帳ケースやポーチに入れると、毎日持ち歩くことができるのでおすすめです。
ちなみに、私の場合は夫が買ってくれたものを通勤バッグに入れて持ち運んでいました。
妊娠中、お腹を抱えてヒヤヒヤしながら通勤していたので、「何としても我が子を守ってね!」という思いでしたね。
また、お守りをいくつかもらっていたので、入院セットを用意したバッグのポケットに保管したり、母子手帳ケースにも入れていましたよ。
たとえば小箱に入っていたり、形状によっては身につけることが難しい場合もあるかと思うので、お守りの大きさや形状に合わせて、自分の持ちやすいように工夫してみてくださいね。
安産祈願お守りを持つときにおすすめできない場所は?
安産お守りを持つ際、いくつかの場所は避けるべきです。
以下はおすすめできない場所です。
トイレ
トイレは清潔でない場所であり、神聖なお守りを持つには不適切です。
墓地
墓地は亡くなった人々の魂が休んでいる場所であり、神聖なものを持ち込むべきではありません。
病院の手術室
手術室は清潔でなければならない場所ですが、神聖なお守りを持ち込むことは避けた方が良いでしょう。
葬儀場
葬儀場は故人を送る場所であり、神聖なものを持ち込むことは避けましょう。
これらの場所では、お守りの意味やパワーが損なわれる可能性があるため、注意してください。
安産祈願お守りは複数持つとご利益アップするのか?
安産のお守りは何個持っていても何の問題もありません。
言い換えれば、安産の神様はもちろん、あなたの安産を願ってくれる方が周りにたくさんいるという証で、「安産祈願の効果が高まる」と言ってよいでしょう。
ここでは、安産お守りを「複数持つことでご利益が上がるのか」を説明していきますね。
安産のお守りは「気持ち」です。
そのお守りは、自分で購入するにせよ、誰かからプレゼントされるにせよ、出産する妊婦さんに、「無事に出産を終えてほしい」という願いがこめられています。
嬉しいことに安産お守りを複数持つことは、「たくさんの安産の神様が協力して、妊婦さんと赤ちゃんを守ってくれる」とも考えられているんですよ。
いくつかのお守りを身につけるときも感謝の気持ちを忘れずに、大切にしましょう。
安産お守りを家に保管するのは大丈夫?
安産お守りを家で保管することは大丈夫です。
以下のポイントに気を付けて、神聖なお守りを適切に保管してくださいね。
清潔な場所
家の中で清潔な場所を選んで保管しましょう。
例えば、クローゼットや引き出しの中、神棚、または特別な箱に入れておくことが良いでしょう。
尊重と感謝
お守りは神様や仏様の力を宿していると考えられています。
大切に扱い、感謝の気持ちを持ちながら保管しましょう。
直接の日光を避ける
お守りは直射日光を浴びない場所に置くことが望ましいです。
日光に当たると意味やパワーが薄れる可能性があります。
家族と共有
家族と共有することで、家族全員が神様や仏様の保護を受けることができます。家族の一員として大切に保管しましょう。
無事な出産を願って、お守りを大切に保管してくださいね。
なお、お守りをたくさん持っていて悩んでいる方は、自宅に「安産お守りスペース」を作るのもおすすめ。
私はお守りを複数持っていても気にしないタイプなので、お気に入りのものを持ち歩いたり、部屋のパソコンデスクに飾ったりしています。
ときどき「スペースにあるお守り」と「持ち歩くお守り」を交換しているので、さらにご利益を感じています!
安産祈願のお守りは使い回しても大丈夫?
お守りの力は、一度願いが叶った時点で終了しますので、再利用は避けましょう。
願いが叶ったお守りは、なんだか縁起が良く感じられて再利用したくなるかもしれませんが、他人に譲渡することは避けましょう。
一人目が順調に出産できたので、願掛けとして使いまわしたいという人もいるかもしれないので、ここまでやれば使い回しても良いという情報があったので挙げておきます。
清める
お守りを使い回す前に、清めることをおすすめします。
清める方法は、お守りを線香で煙に当てる、神聖な場所に持ち込んでお参りする、または神聖な水で洗うなどがあります。
感謝の気持ちを持つ
お守りは神様や仏様の力を宿していると考えられています。
使い回す際には感謝の気持ちを持ちながら使いましょう。
状態を確認する
お守りが傷んでいないか、状態を確認してください。
破損している場合は新しいお守りを手に入れることを検討してください。
私ならここまでするのなら新しい健康お守りを手にしますけどね(-_-;)
安産祈願のお守りはどこで手に入れていつ購入するのがベスト?
安産祈願のお守りは、神社やお寺で購入できます。
妊娠中のいつでも購入できますが、以下のタイミングで手に入れることが一般的ですよね。
妊娠初期
妊娠が分かったら、早めにお守りを手に入れることが良いでしょう。
安産を願い、無事に出産するために、妊娠初期から持ち歩くことで、安心感を得られます。
妊娠中盤
妊娠中盤になると、出産に向けての準備が進みます。
この時期にお守りを手に入れることで、安産を祈願し、母子ともに健康であることを願うことができます。
臨月
出産が近づいてくると、安産を願う気持ちが高まります。
この時期にお守りを持つことで、安全な出産を迎えることを願います。
安産祈願とは?
安産祈願は、妊娠中の女性が無事に出産できるように神仏に祈願する儀式です。
この儀式は、母子の健康と安全を願い、出産の際にトラブルがないように神様や仏様にお願いするものです。
神社やお寺でお守りを手に入れ、肌身離さず持ち歩くことで、安産を願う方々にとって特別な存在となります。
安産祈願に行く人の割合は…
安産祈願に行く人の割合は、文化や地域によって異なりますが、日本では伝統的な儀式として広く受け入れられています。
多くの妊婦さんが安産祈願を行い、無事に出産できることを願っています。特に初産の方や不安を抱えている方々が多く訪れます。神
社やお寺での安産祈願は、日本の文化や信仰の一部として、多くの人々に愛されています。
ただし、近年では宗教的な信仰が薄れているため、安産祈願を行わない方も増えています。
また、個人の信仰や価値観によっても異なります。しかし、伝統的な儀式としての安産祈願は、今でも多くの人々に支持されています。
安産お守りを持つ人の割合は?
日本において、安産祈願のお守りを所持している妊婦さんは非常に多いです。
実際、妊娠中の方の約9割以上が安産祈願のお守りを持っているとされています。
これは、妊娠や出産が多くの人にとって神秘的で特別な体験であり、神様や仏様の存在を感じる時期であるためです。
お守りは、お腹の赤ちゃんにパワーを与え、無事な出産を願うために身につけられるものとされています。
無事出産後、お守りはどうすればいい?
安産のお守りは、出産が終わり役目を果たした後、どのように処理すれば良いのか、疑問に感じる方もいるでしょう。
お守りは、安産のものに限らず一般的には、購入した神社やお寺にお礼参りをして返納します。
返す時期には特に決まりはなく、年末に他のお守りと一緒にお炊きあげに出したり、お宮参りの際に一緒に返すという方法もあります。
購入時には5ヶ月目の戌の日が目安とされることもありますが、返す時期には厳密な規定はありません。
赤ちゃんが無事に生まれたことに感謝しながら、お守りを返すことが大切です。
安産祈願お守りを頂いたときのお礼は?
安産祈願のお守りをいただいた際には、感謝の気持ちを示すお礼を述べることが一般的です。
感謝の気持ちを頂いた相手に伝えることが大切
安産のお守りを受け取った際には、感謝の意を伝えることが一般的です。
通常、物を返す必要はありません。お守り自体が高価なものではないため、物を返すと相手にとっては不快になる場合があります。
では、いつお礼を伝えるのが適切でしょうか?
まず、お守りが手元に届いた際に、丁寧に感謝の意を伝えましょう。
お守りを買いに行ってもらったことに対しても、お礼を述べるべきですが、その程度は封書やハガキまで必要ありません。
相手によって異なりますが、電話やメールでのお礼が十分です。
夫の上司や夫側の親戚など、直接のつながりがない場合でも、夫を通じてお礼を伝えることで十分だと思われます。
無事出産後は報告するのが基本
お守りをいただいた方には、出産の報告もマナーです。
出産直後は忙しいかもしれませんが、少なくとも年賀状を送る際などに、お守りのおかげで無事に安産だったことを伝えると喜ばれます。
お守りをいただくことは、相手が配慮してくれている証拠です。
相手によってはハガキや手紙が好ましいかもしれませんが、親しい関係であれば、赤ちゃんの写真を添付してメールで報告しても良いでしょう。
安産お守りが有名な神社
水天宮(東京)
水天宮は、東京で人気の安産祈願スポットの一つです。
子宝や安産にご利益があることで知られており、特に戌の日には多くの妊婦が参拝に訪れます。お守りも人気で、妊婦への贈り物として購入する人も多いようです。
鶴岡八幡宮(神奈川県)
鶴岡八幡宮は、神奈川県横浜市にある神社で、安産祈願のお守りが有名です。
出雲大社(島根県)
出雲大社は、出雲地方で非常に有名な神社であり、安産祈願のお守りも授けられています。
ここでは「子宝安産のお守り」が人気です。
伊勢神宮(三重県)
伊勢神宮は、日本最古の神社であり、神聖な場所として知られています。
ここでも安産祈願のお守りをいただくことができます。
マタニティフォトが人気?
マタニティフォトは、妊娠中のお腹の大きさや母子の絆を美しく記録する写真撮影のスタイルです。
人気の理由は以下の通りです。
貴重な瞬間を残す
妊娠期間は特別で神秘的な時期。
お腹の大きさや妊婦さんの幸せな表情を写真に残すことで、その瞬間を永遠に記憶に刻みます。
新しい家族の始まり
赤ちゃんが待ち望まれている家族の一員として、夫婦や兄弟姉妹と一緒に撮影することで、新たな家族の絆を感じられます。
感情豊かなポーズ
エコー写真や母子手帳をお腹の前で持ったり、可愛い小物やファーストトイと一緒に撮るのも人気。神秘的なモノクロスタイルも素敵です。
マタニティフォトは、妊娠8ヶ月頃がベストのタイミング。
体調も落ち着いているため、リラックスして撮影できますよね。
まとめ
安産祈願お守りは、「安産で、母子ともに無事に出産を終えられるように」という願いが込められています。
お守りをどう身につけて出産後どうするかはママやパパ次第ですが、安産を願う気持ちを大切にするためにも粗末に扱わず、大切に身につけたり、目の届くところで保管できるとよいでしょう。
現在ではお財布やバッグ、母子手帳ケースなどに入れて持ち歩く妊婦さんが増えているようですよ。
また、わからないことがあったら、お寺や神社などで尋ねてみると、意外な由来や意味を知ることができるかもしれませんね。
そして無事出産したら、安産祈願のお守りのお役目は終わりです。
守ってくれたお守りに感謝して、ぜひお礼のお参りに行ってくださいね!