ホクナリンテープの代わりとなる薬は、市販では販売されていません。
病院処方でしか手に入りません。
ホクナリンテープとは、気管支喘息、気管支炎、肺気腫などで気道が狭くなっているのを改善させる貼り薬になります。
シールのようになっていて、貼ると薬剤が皮膚を通し血液に吸収されます。24時間かけゆっくり作用されます。
この記事ではホクナリンテープの気になる次の3点をまとめています。
- ホクナリンテープの代用市販薬は本当にないのか?
- ホクナリンテープは〇〇に貼ってはいけない!
- ホクナリンテープを併用してはいけない薬について
ホクナリンテープの代わりになる市販ある?
市販では、ホクナリンテープの代わりになる貼り薬はありません。
市販薬で代用できるものとして、気管支拡張薬や気道の炎症、咳を鎮める薬などはあります。
でも、必ずしも充分効果がでるとは限りません。
もしストックしておく場合は、発作時の使用可能かを医師か薬局へ相談してください。
喘息は重症化してしまうケースもあるので、市販に頼るのではなく、早めに対処してあげた方がよいです。
喘息発作おきた時は、吸入薬も効果的です。吸入薬も市販では手に入りません。
ホクナリンテープは病院処方が基本なので、かかりつけ医師に相談してみるとよいでしょう。
ヒントやもしかしておすすめの代用市販薬を教えてくれるかもしれませんよ。
ホクナリンテープ貼ってはいけない場所とは
かぶれやキズの上からは貼ると薬の影響が強くなるので、貼らないようにしましょう。
また、汗をかいている皮膚の場所は水気は拭き取り貼ってください。
基本的にはホクナリンテープは全身どこに貼っても良いのですが、背中、胸、二の腕が一番吸収がよいので貼るのに推奨されてます。
貼り薬なのでかぶれやすいです。
毎日違う場所に貼るようにするというのもポイントです。
ホクナリンテープと併用出来ない薬はあるの?
ホクナリンテープは、併用できない飲み薬はありません。
人によりますが、①カテコラミン製薬(主に心不全などで使用)、②気管支拡張薬、③ステロイド薬、④利尿剤などで注意が必要です。
交感神経が刺激されることと、血液中のカリウムが少なくなることで、以下の症状がでる方もいます。
それは、動悸や不整脈、手の震えなどの症状です。
この薬はもともとの心臓の病気などで、併用されている方はたくさんいます。
でも、医師により、しっかり薬の調整はしているので安心してください。
まとめ
ホクナリンテープについて、ざっとご紹介しました。
ホクナリンテープは貼るだけなので、子供でも老人でも簡単にできます。
基本的には副作用がおきにくいお薬なので安心して使うことがができます。
でも、ストレスや気圧の変化、タバコの煙などで、喉がヒューヒューしたり咳がでたりと、予期せぬ場面で呼吸症状がでる方もいます。
いざ出ると慌ててしまう方は多いです。
ホクナリンテープは速効性のある薬ではないので、もしも息苦しさが出た時のために、吸入薬など何か対応できるものがあると良いでしょう。
タバコを吸っている人は禁煙するのもおすすめですよ。ぜひ。