最近、ラブラドールレトリバーは飼わない方がいい、飼いやすい犬種ではないということをよく耳にするようになりました。
結論から言えば、ラブラドールレトリバーは誰にでも自信を持って飼いやすい!と言えるような犬種ではないのかもしれません。
その原因はやはり気性などにあるのでしょうか。
そこでこの記事では
- ラブラドールレトリバーを飼ってはいけない?その驚きの理由とは?
- ゴールデンレトリバーとラブラドールレトリバー飼いやすいのはどっち?その理由とは?
- 飼いやすい大型犬ランキングTOP3!!
という三点についてまとめていきます。
ラブラドールレトリバーを飼ってはいけない?その驚きの理由とは?
ラブラドールレトリーバーを飼ってはいけないといわれている理由は主に3つあります。
- 運動量そして破壊力がハンパない
- 食事量が多い、食事管理が大変
- 介護が大変
では、順番に見ていきましょう。
飼ってはいけない理由の一つとして大きいのが、家中の物が破壊されるからですね。
えっ?それだけ?
ペット飼うんだから家の物壊されることなんて珍しくないのでは?
そう思う人もいるでしょう。
ただ、ラブラドールレトリバーはその破壊衝動が並みではないのです…
特に幼少期にはその衝動が最も強く、口に入るものであればなんでも壊してしまいます。
実際にラブラドールレトリバーを飼っている人も
「カーテン破壊されたー、買って一週間くらいしか経ってないのに笑」
「うちはリモコンが破壊されました…笑」
「買ったばかりの羽毛布団がビリビリに裂かれ羽毛だらけに…」
「ソファの脚がボロボロ、座る生地もぼろぼろ」
などの報告が多くあります。
このご時世、コロナ禍になりインテリアにこだわる人も増えてきていることでしょう。
ようやく自分の思い通りの部屋作りができた…と思い仕事に行って帰ってくると、部屋の中がとんでもないことに…なんてこともラブラドールレトリバーを飼っていると珍しいことではないのかもしれませんね。
食事量が多い、食事管理が大変
ラブラドールレトリバーは大型犬ということもあり、食事量が多い、長時間の運動をさせる必要があるというのも飼わない方がいいと言われている理由ですね。
食事量が多いということは月々の餌代も多くなり、出費が増える。
1回の食事の量ですが、大きな皿に山盛りのドッグフードは当たり前です。ペロッと一気に食べちゃいます。
それでも足りないのか、うろうろとキッチンを探し回る時もあります。
お菓子の袋なんか見つけた日には、袋ごとビリビリに破り、食い散らかします(-_-;)
当然出費も増えるし、糞の量も大量です。
たぶんあなたが快便したと思った量よりも大きなうんこをします。
具体的には特大うまい棒3本くらいです。
散歩のときにトイレすると思いますが、その量をもって帰宅することになります。かなり重いです、足よりも腕が疲れるかもしれません。
散歩は1回1時間を1日2回が基本
長時間の運動が必要ということは散歩に連れて行く時間も長くなり、自分の時間がなくなる。
散歩の量ですが、1回最低でも1時間の散歩。これを1日に2回です。
なので1日に2時間の散歩する余裕がないと厳しいです。
仕事で疲れている日とか大変でしょうね…
そうですね、散歩は毎日絶対にしないとダメです。
ワンちゃんのトイレのためにもね。
特に午後は最低1時間散歩させないと、ラブラは夜寝てくれません。疲れていないのでうろうろと室内を歩き回ります。
うわー散歩がストレスになりそう…最低1時間はめんどうになるかも
そうした日々が続けば少なからずストレスも溜まってくる人もいるでしょう。
せっかく癒し目的にためにペットを飼い始めたのに、かえってストレスが溜まってしまった…そういうことにもなりかねないということですね。
ラブラドールレトリバーを介護するときが大変
寿命14年平均といわれているラブラドールレトリバーですが、必ず介護するときがやってきます。
大型犬は年を取ると歩けなくなります。
移動させるときはあなたが抱っこして移動することになります。
30キロの大型犬を抱っこする体力があなたにあればいいのですが、どうでしょうか?
年を取ると病気にもかかりやすくなります。
抱っこして病院に連れていき、大型犬となれば注射など医療費も当然高くなります。
こういったデメリットも考慮して、それでもラブラドールレトリバーを飼いたいという強い意志があるのであれば大丈夫でしょう。
ちょっとでも不安があるのであれば、あなたにはまだ飼う資格はないのかもしれません。
ゴールデンレトリバーとラブラドールレトリバー飼いやすいのはどっち?違いは?
結論から言えば個人によるところが大きいです。
ゴールデンもラブラドールも人懐っこくて可愛いですしね。
ただ、強いて言うのであれば、ペットとゆっくり穏やかに過ごしたいという方はゴールデンレトリバー、ペットとアクティブに遊びたいという方はラブラドールレトリバーをおすすめします。
その理由の一つとしては気性の違いがあるからですね。
ゴールデンレトリバーはラブラドールレトリバーと比較して、気性が穏やかであるとされています。
そのため、静かに暮らしたいという人にはゴールデンレトリバーの方が向いているかもしれません。
その一方でラブラドールレトリバーは好奇心旺盛でかなりエネルギッシュです。
そのため、愛犬とフリスビーなどで遊びたい、運動するお供になってほしいなどという方はラブラドールレトリバーの方が向いていると思います。
きっとこれでもかというほど付き合ってくれますよ笑
ただ、最近ペットの鳴き声などがうるさいなどで騒音問題に発展しているという話も聞きます。
そのため、私の一意見としては穏やかなゴールデンレトリバーの方が飼いやすいのでは…
とも思ってしまいます。
それに私は体力がない方なので、ラブラドールレトリバーの運動量には到底ついていけない可能性が高いというのもありますが…笑
飼いやすい大型犬ランキングTOP3!!
No.1 ゴールデンレトリバー
やはり大型犬としては不動の1位ですね。
人懐っこく、温厚な性格という点からも老若男女問わず人気が高いです。
実際にゴールデンレトリバーを飼っている方の意見では
「無駄吠えが少ないので飼いやすい」
「頭がいいのでしつけがしやすい」
というものが多く見られました。
No.2 ラブラドールレトリバー
次いでランクインしたのは先程も紹介したラブラドールレトリバー。
飼いにくいと話題ですが、ラブラドールレトリバーは飼いやすい?というアンケートでは
飼いやすいが過半数を占めていましたので、意外と飼いやすいのかもしれません。
では、その理由を見ていきましょう。
まず、ゴールデンレトリバーと同様に頭がいいので、飼いやすいとの意見も多くありました。
盲導犬にもなっている犬種ですので当然かもしれませんが…
そしてもう一つ目立ったのが、日々の手入れがそんなに必要ないということです。
実際に飼っている方からも、ラブラドールレトリバーは抜け毛も少なく、ブラッシングも簡易的なもので良いため飼いやすいという意見が多くありました。
先程は触れませんでしたが、ゴールデンレトリバーはしつけが簡単な代わりに日々のお手入れが少々大変なのです。
そのため、日々掛かる手間が少ないという点は、ゴールデンレトリバーと比較しても明確なメリットですね。
気性でどっこいどっこいな気もしますが…笑
No.3 シベリアンハスキー
第三位はシベリアンハスキー。オオカミみたいな見た目が特徴の大型犬です。
オオカミみたいな見た目って怖いのでは…?と思うかもしれませんが、性格は真逆と言っても差し支えありません。
人には甘えん坊でフレンドリー。
そのギャップ、たまらない人にはたまらないと思います。
そしてシベリアンハスキーも大変頭がいい犬種です。
だったらゴールデンレトリバーと同じ順位か一位でもいんじゃないの?と思った方もいるでしょう。
しかしランキングが三位なのは理由がありまして、それはしつけが難しいということです。
シベリアンハスキーはゴールデンレトリバーなどのようにペット用として品種改良された犬種ではなく、元々はそりを引く役目を担っていた犬種です。
そのため少々野性的と言いますか、一度懐いてしまえば信頼関係もすぐに構築されるのですが、それまでが大変というわけですね。
またラブラドールレトリバーと違い抜け毛も多いため、ブラッシングが大変ということもランキングを落としてしまった理由かもしれませんね…
まとめ
ラブラドールレトリバーは一筋縄ではいかない犬種ということが分かりましたね。
幼少期は破壊衝動が強いため、家の内装などに強いこだわりがある人は、無難に大人しいゴールデンレトリバーなどを飼った方がよいのかもしれません。
もちろん悪いところばかりではありません。
非常にエネルギッシュな犬種でもあるので、可愛い愛犬と思いっきり遊びたいという方は検討してみるのもよいのではないでしょうか。
この記事を参考に、ぜひあなたも自分に合う大型犬を探してみてください!!